白髪ができる医学的理由と白髪サプリってどう？

こんにちは！白髪チャンネルを運営する看護師のクー子です。

私は50代。老いていく体に逆らうように、アンチエイジングを実行しているのですが、看護師なので医学的なアプローチも必要だと感じています。

そこで、今日は白髪ができる医学的な理由と、白髪サプリがどの程度までアプローチしてくれるか、確認していきたいと思います。

1 白髪はなぜできる？
2 メラニンとは？
3 白髪サプリって本当にいいの？
4 白髪サプリの体験談

白髪はなぜできる？

今日も、白髪ができる理由を医学的アプローチでなおかつわかりやすく、解説していこうと思います。看護師クー子が今テキストに使っているのが『髪のお医者さんが教える女性の白髪・薄毛の悩みがなくなる方法』(PHP出版)です。皮膚科・美容皮膚科の高橋栄里先生がお書きになった本で、白髪学（笑）の勉強になります！

では、どうやって白髪が生えてくるのか、確認していきましょう。

まず、髪の毛は毛母細胞という細胞のかたまりです。そして、メラノサイトがその中に入っています。

そのメラノサイトには、チロシンが含まれているんです。チロシンは、アミノ酸の一種で、つまりタンパク質生成によって、私たちの髪の毛はできているというわけなのです。

さらに、このアミノ酸のチロシンそのものは、無色なので、黒髪も金髪も関係ありません。ここに色付けしてくれるのがメラニンなのです。

メラニンとは？

メラニンって聞いたことあると思います。日焼けなどにも影響する、色素で、このメラニンが不足することで、白髪になってしまうんですね。チロシナーゼはチロシンと近く、体内で作られますが、そのチロシナーゼという酵素が働きかけたら、メラニンが生成され、髪が黒くなったり赤くなったり金髪になったりします。

実は、私たちの髪の毛は、うぶ毛から成長しますよね。そして、よく見てみると、生え際などのうぶ毛には、色がついていないじゃないですか。それは、メラニンがほとんどないからなのです。

それと同時に、メラニンは髪が成長することでついて、髪の毛にも色がついていきます。しかし、白髪になるということは、このメラニンが欠乏してしまうんです。

といっても、メラニンには2種類あるんですよ。ユウメラニンという黒色の色素と、フェオメラニンといった黄色の色素です。ユウメラニンは黒色なんで、私たち日本人には多く配合されています。

もちろん、中にはもともと髪の毛の色素が薄い方もおられますし、アルビノで髪も肌も真っ白な方も、いらっしゃいます。ただ、白髪で悩む人は、もともとこのユウメラニンが多く黒々していたのが、加齢とともに、メラノサイトの働きが低下してしまって、その結果としてユウメラニンが減っていき、頭が白くなってしまうのです。

白髪サプリって本当にいいの？

実は、白髪がなぜ起きるかって、医学的な根拠といいますか、解明はまだなんです。つまり、なぜ白髪になるのか、医者にも学者にもわかっていないっていうことです。でも、事実として私たちは年をとると白髪になります。それは、メラノサイトが劣化して、働きが落ちてくるからなのですけれど、なぜメラノサイトの動きが悪くなるのかが未知なのです。

でも、なんとなく、想像がつきますよね。加齢にともなって、体内の働きも悪くなること。きっと若いうちは想像できないのでしょうし、私も若い頃は細胞レベルで元気いっぱいでした。でも、年を取って、親に腫瘍ができ、自分の腰が痛くなり、髪が白くなるにしたがって、全体的に老いていくんです。

そんなちょっぴり悲しい話をしたところで、白髪サプリの話になります。白髪サプリは本当に多種多様。ただ、髪の毛になぜアプローチするのか、効果効能の側面はよくわかりません。つまり、科学的な根拠ってないのが普通なんです。でも、現実的に、髪が黒くなること、ありえます。